【ネパール洪水】発災から2週間 ラスワ郡の孤立地域で電力供給・物資支援
2026.09.11
ネパールと中国の国境付近で発生した土石流・洪水から、2週間が経過しました。被害は広範囲に及び、いまだ5,600人以上が行方不明となっており、現在も捜索活動が続けられています。
アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)緊急支援チームは、被災地のニーズに基づき、電力供給と物流の強化を主軸に据えた支援活動を実施しました。
■被害が深刻なラスワ郡の孤立地域で支援

2026年9月3日、A-PADはネパール学生組合と連携し、ラスワ郡の被害が特に深刻な孤立地域を支援するため現地を訪れました。
同日、ネパール医師会の協力のもと、ソーラーパネル・ソーラーライトをネパール武装警察(APF)へ正式に引き渡すとともに、その他の救援物資をラスワ郡ベトラワティ地区の被災家庭へ配布しました。今回の支援は、当該地域で喫緊の課題となっていた電力網の停止に直接応えるものとなりました。

■電力供給で安全・安心の確保へ
また、9月5日には引き続きネパール学生組合の協力のもと、ラスワ郡アーマッチョディンモ農村型自治体でソーラーパネル・ソーラーライトを被災世帯へ直接届けることができました。ソーラーライトの配布により夜間照明が回復したことで、仮設避難所における安全性と夜間の移動のしやすさが即座に向上し、特に女性や子どもが安心して過ごせる環境づくりにつながりました。

さらに、A-PADはネパール学生組合およびネパール医師会と総括ミーティングを実施し、今後の支援の範囲や重点分野について意見交換を行いました。両団体からは、今後も被災地支援に最優先で取り組み、全面的な協力を行っていくとの力強いお言葉をいただきました。
協議では緊急対応後の次のフェーズについても方向性を共有しました。具体的には、①子どもと大人双方を対象としたコミュニティレベルでのメンタルヘルス支援およびトラウマケアの枠組みを構築する心理社会的支援、②緊急用テント・避難所から持続可能な長期的住宅支援へと移行するシェルターの再建、③円滑な支援・物資管理を促進するため学生ネットワークを活用する地域行政との連携強化、といった3点に重点を置いていきます。
A-PADは、今後第二陣を派遣し、上記重点分野に沿った支援を継続してまいります。
◎ネパール洪水 被災地支援活動へのご寄付を受付中です
【クレジットカード/ 銀行振込 / 郵便振替】
https://apadm.org/japanese/donate/
【READYFOR】
https://readyfor.jp/projects/Nepal-flood2026
【Yahoo!ネット募金】




