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【A-PADフィリピン・ミンダナオ島地震】 地域別ニーズマップを作成、支援の効率化を推進

2026.06.19

2026年6月8日に発生したミンダナオ島沖での地震発生から10日が経過しました。その後も余震が発生するなど、被災地では依然として予断を許さない状況が続いています。

また、被害の深刻さが日に日に明らかになっています。現地の最新状況についてご報告いたします。

■ 被災地の現状(2026年6月18日時点)

6月18日時点で、死者78名、負傷者1,339名、行方不明者30名が報告されており、被災者数は約141万人(346,413世帯)に達しています。現在も約8万人が避難生活を送っており、インフラ被害額は約12億9千万ペソ(約35億円)に上ります。西ダバオ州、サランガニ州、南コタバト州の14市町村では非常事態宣言が発令され、地方政府による対応・復旧活動が続けられています。

A-PADフィリピンの活動

2026年6月16日、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)フィリピンはパートナー間の支援活動の調整・効率化を目的として、オンラインによるブリーフィングおよび調整会議を開催しました。

また、会議で共有された情報や現地調査に基づき、地域別の対応状況や支援分野を可視化した「対応状況・支援ニーズマップ」を作成。これにより、支援の重複を防ぎ、支援が行き届いていない地域への支援を確実なものとすることを目指しています。

マップの構成:

ミンダナオ島南部の地図上に、地域ごとの状況が色分けされています。

 

:緊急支援が必要な地域(キアンバ町、マイトゥム町、マアシム町、バルット島、ホセ・アバド・サントス町)

オレンジ:継続的な調査・調整・対応計画中(マラパタン町)

:すでに支援活動を実施(ジェネラル・サントス市、アラベル町、グラン町)

支援分野:

仮設シェルター、食料、医療サービス、心理社会的支援、修繕支援、通信支援、データ収集・調査

 

さらに、A-PAD フィリピンは、連携するパートナー団体が展開する人道支援活動の支援調整や情報拡散にも注力しています。フィリピン医師会は約110万ペソの寄付を集め、被災した医師会員や地域住民への医療支援を行ったほか、ダディアンガス医療センターが負傷者の治療にあたっています。ジェネラル・サントス商工会議所は病院へのテント設置や食料・シェルター資材の配布を行い、子どもたちへの心理社会的支援も実施しました。

ホーリー・トリニティ・カレッジはグラン町の約200世帯に食料パックを配布し、バルット島への支援準備も進めています。南コタバト商工会議所財団はマアシム町にて250食料パックを配布し、グラン町や新サンホセ地区への追加支援を計画しています。サランガニ商工会議所はマアシム町の被災256世帯に対し食料支援と心理社会支援を行い、マラパタン町への支援も準備中です。

続々と支援が展開される一方で、支援が届きにくい地域や仮設シェルターの不足、心理サポートの需要超過、建物の安全診断の遅れなど、多くの課題が残されています。

A-PADフィリピンは引き続き、パートナー団体との連携、情報共有・拡散、人材・物資の調整、物流の効率化、支援提供の迅速化に取り組んでまいります。

今後とも、皆さまの温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

◎フィリピン地震 被災地支援活動へのご寄付を受付中です

【クレジットカード/ 銀行振込 / 郵便振替】

https://apadm.org/japanese/donate/

【READYFOR】

https://readyfor.jp/projects/philippines-earthquake2026

【Yahoo!ネット募金】

https://donation.yahoo.co.jp/detail/5144013