【A-PADフィリピン・ミンダナオ島地震】ニーズ調査をもとにさらなる支援・関係機関との連携強化へ
2026.06.10
このたびは、フィリピン・ミンダナオ島地震緊急支援へのご支援を賜り、誠にありがとうございます。現地からの最新の状況をご報告いたします。

■被災地の現状(2026年6月10日正午時点)
6月10日正午時点の情報では、死者45人・負傷者630人以上・行方不明者17人が確認されており、被災世帯数は35,673世帯、被災地域は199バランガイ(※)に拡大しています。
(※バランガイ:フィリピンの都市と町を構成する最小の地方自治単位)
現在も16,300世帯・24,000人以上が45カ所の避難所での生活を余儀なくされており、さらに1,800世帯以上が避難施設の外で支援を受けている状況です。
サランガニ州およびジェネラル・サントス市はいずれも災害非常事態宣言を発令。同地域における住宅被害は3,169棟(うち全壊528棟)に上り、インフラ被害額は市民防衛局の試算で6,280万ペソ(約1億6,000万円)を超えるとされています。教育面でも、1,159の教室が被害を受け、182の市・町で授業が停止されており、320万人以上の児童・生徒が影響を受けています。
グラン、マラパタン、マアシム、アラベルをはじめとするサランガニ州内の多くのバランガイでは、道路の損壊・停電・断水・通信障害が重なり、支援物資が届きにくい状況が続いています。地域の保健当局からは、安全な飲料水とテントの不足が特に深刻であるとの報告が届いています。

■A-PADフィリピンの活動
2026年6月8日からアジアパシフィックアライアンス(A-PAD)フィリピンは現地パートナーとの連携のもと、ジェネラル・サントス市での被害状況の調査やStarlink(衛星インターネット通信サービス)による緊急通信の支援を実施しています。引き続き情報収集を重ね、把握したニーズをもとにさらなる支援の準備を進めています。
現地の地域人材ネットワーク(HRN-SOX)は、地元のホーリートリニティ大学と連携し、コメ・飲料水・缶詰・衛生用品などの物資寄付キャンペーンを立ち上げました。A-PADフィリピンは近日中に関係機関調整会議を開催し、支援団体間の情報共有と連携強化を図る予定です。

電力復旧は当初の停電戸数の90%以上が回復するなど、一部では復旧の兆しが見えています。しかし、余震が続く中で多くの地域では依然として支援が必要な状態が続いており、特に孤立地域への物資・医療支援、仮設住宅の整備、そして子どもたちや被災者への心理社会的支援が急務となっています。
引き続き、温かいご支援とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
◎フィリピン地震 被災地支援活動へのご寄付を受付中です
【クレジットカード/ 銀行振込 / 郵便振替】
https://apadm.org/japanese/donate/
【READYFOR】
https://readyfor.jp/projects/philippines-earthquake2026
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