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【A-PADインドネシア】フローレス島地震|西マンガライ県ノボ集落で心理的支援・ヘルスサポートを実施

2026.09.02

インドネシア・フローレス島で発生した地震から、半月以上が経過しました。アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)インドネシアは被災地における緊急支援活動を継続しています。

被害状況(2026年8月24日13:00時点)

インドネシア人道調整プラットフォーム(IHCP)の報告によると、8月24日時点で以下の被害が確認されています。

・死者100人、負傷者1,603人、避難者180,327人

・家屋損壊7,968棟、公共施設・インフラ損壊744件、交通網損壊32件

被災地域は東ヌサトゥンガラ州8県・南スラウェシ州1市に及び、避難者数が最も多いのはナゲケオ県(49,059人)で、次いでマンガライ県(47,840人)、東マンガライ県(31,372人)です。

保健状況(インドネシア保健省、8月24日時点

・急性呼吸器感染症(ISPA):5,931件(マンガライ、シッカ、ナゲケオ、西マンガライ、東マンガライ各県)

・狂犬病媒介動物咬傷:27件(ナゲケオ、ガダ、東マンガライ各県)

・ナゲケオ県では、地震そのものではなく、ショックおよび急性下痢による死亡例の報告あり

A-PADインドネシアの活動

活動開始に先立ち、2026年8月20~21日、東ヌサトゥンガラ州西マンガライ県ゴロモリ村のFPRB(災害リスク軽減・気候変動適応フォーラム)からボランティアを募り、子供向け心理的支援の実施手順や注意事項を確認するためのオンラインセッションを行いました。同じ地域に住む被災者支援のため、手を貸してくれたゴロモリ村FPRBから6人が参加しています。

活動当日の8月24日には同県トンドンブラン村ノボ集落にて、共同キッチンの運営ワークショップ・調理活動を通じた、子供向けの心理的支援(対象:未就学児〜小学生25人)およびヘルスサポート(対象:成人34人)を実施しました。

本活動の目的は、避難所やコミュニティにおいて個人や集団の社会的機能を回復させ、安心感やつながりを生み出すことにあります。また、住居や家族の喪失といったトラウマ的な経験によるストレスを軽減し、うつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、集団パニックなどを防ぐことも目指しています。

支援の流れ

今回の支援は、事前に支援対象の集落の長と打ち合わせを行った上で、以下の流れで実施しました。

まず前日に、共同キッチンで調理を担当する婦人会の方たちと、タンパク質・野菜・果物・デザートをバランスよく取り入れた栄養のあるメニューを決定。あわせて、当日食事を優先的に渡す対象者についても事前にブリーフィングを行いました。

当日は婦人会の方たちが買い出しを行い、持ち寄りの調理器具を使ってお昼ご飯を調理。並行して、子供たちに向けた心理的支援を実施。歌やゲームなどで遊びながら「地震とは何か」「どうやって身を守るか」を学ぶ時間を設け、ぬり絵などの活動も取り入れました。最後には、活動が楽しかったかどうかをみんなで振り返りました。

さらに、診療所のドクター・ナースによる簡易診療も行い、市販薬の処方やアドバイスを実施。最後に参加者みんなでお昼ご飯をいただきました。

余震が1万回を超えるなか、ノボ集落の被災者は毎晩テントで寝泊まりする生活を続けています。一方、学校が再開し、畑仕事や滝のツアーガイドなどの仕事に戻る住民も見られますが、心理ケアを含めた長期的なサポートが依然として必要な状況です。

A-PADインドネシアは引き続き、被災地のニーズに応じて復興を支える活動に取り組んでまいります。

▼A-PADインドネシアのInstagramでも本活動について紹介しています:

https://www.instagram.com/p/DcpffVLkkBT/?img_index=3&igsi=MWdqeTFocWlyeHJsbQ==


◎インドネシア地震 被災地支援活動へのご寄付を受付中です

【クレジットカード/ 銀行振込 / 郵便振替】

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【READYFOR】

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