【ネパール洪水】発災から一週間 物資の追加調達、さらなる支援に向けて
2026.09.02
ネパールと中国の国境付近で起きた大規模洪水・土石流の発生から一週間が経ちました。ネパールの災害当局は2026年9月1日時点で死者数が987人に上ったと発表。中国側の16人と合わせて1003人が犠牲となり、行方不明者は両国で計4000人を超えています。今も懸命の捜索が続けられていますが、被災地域が広範囲に渡り、被害の全容は明らかになっていない状況です。

アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)緊急支援チームは発災翌日から現地入りし、ヌワコット郡などの被災地で救援物資や医薬品の配布を進めてきました。2026年8月31日はカトマンズに戻り、次の活動に向けた話し合いと物資の追加調達を実施。

現地調査や2日間の物資配布を踏まえて、それぞれ支援に動いていた関係者間で今後の支援方針について協議しました。現地の状況を共有しあうことで、物資の配布先や優先事項など、より具体的なイメージを持つことができました。
また、第2陣の医療支援として、行政や軍が運営する医療体制と連携しながら、持病(糖尿病や高血圧などの非感染性疾患)を抱える方々への支援や、これから迎える寒さ・衛生面をサポートする物資支援を優先的に実施していく予定です。
さらに、この日はカトマンズ市内のいくつもの市場を回り、優先度の高い物資の確保に努めました。夕方から始まった激しい豪雨により活動が大きな影響を受けましたが、悪天候下でも調達は無事完了しました。

調達した物資:
・電力・照明: 充電パネル付きソーラーライト
・衣類: 着替え用の衣類、厚手タオル
・衛生用品: 抗菌石けん、洗浄用石けん
・医薬品: NCD(非感染性疾患)緊急治療薬
・子ども支援: 栄養補助食品、チョコレート

A-PADは今後の活動として以下を予定しています。
・悪天候に対応した輸送準備
8月31日に続いた豪雨のように、今後の悪天候や土砂崩れの発生に備え、輸送車両への防水シートや専用梱包材を用意します。
・カトマンズから物資配送
調達した物資を積み込み、避難者が移動している指定安全区域へ配送します。
・オフグリッド電源ステーション・ライトの設置
ソーラーライトや充電パネルは、安全区域内の共用スペースやトイレ、医療用テントなどを中心に設置し、夜間の安全と電源を確保します。

A-PADは引き続き、被災地や天候の状況を注視しながら支援を必要とする方々のために尽力してまいります。
◎ネパール洪水 被災地支援活動へのご寄付を受付中です
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