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【A-PADバングラデシュ】大規模洪水・土砂崩れの被災地で緊急支援を開始

2026.07.15

2026年7月6日から12日にかけて続いた豪雨により、バングラデシュでは大規模な洪水・土砂崩れが発生しました。7月12日時点で死者は51人、被災者は100万人以上にのぼるとされています。住宅被害も甚大で、コックスバザール県で48,063棟、チッタゴン県で14,281棟、バンダルバン県で15,330棟、ランガマティ県で473棟が損壊したほか、教育施設44カ所、道路3,840km、橋339カ所にも被害が及んでいます。

発災直後から、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)バングラデシュは現地の情報収集にあたるとともに、緊急支援を開始。7月6日よりコックスバザールの調整センターを拠点として、これまでに以下の緊急対応を実施しました。

活動体制:

・男性ボランティア50名、女性ボランティア20名が救助・緊急医療活動に従事

・コックスバザール県サダール郡・ペクア郡の2地域で活動を展開

支援内容:

・倒木の撤去:道路や排水路をふさいでいた倒木22本を撤去

・救助活動:子どもや高齢者を含む1,550人を救助し、避難所へ搬送

・医療支援:切り傷などの負傷者約800人に対して医薬品提供・縫合処置を実施

・食料支援:100世帯に乾燥食料を配布

・シェルター支援:200世帯にシェルター資材を提供

現地からの報告によると、インフラの損壊や交通の寸断の影響で、人道支援は依然として不十分であり、遠隔地・孤立地域への支援が急務とされています。また、洪水によって飲料水源が汚染され感染症のリスクが高まっているため、清潔な水や浄水剤、衛生用品が早急に必要な状況です。さらに、甚大な住宅被害を受け追加のシェルター資材が求められているほか、家族と離ればなれになった子どもへの対応や、安全な学習スペースの確保も急がれています。

A-PADバングラデシュは、引き続き現地のニーズに寄り添いながら、緊急支援を展開してまいります。