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【A-PADスリランカ】捜索救助隊員の出動体制について協議

2023.12.01

A-PADスリランカは、2023年10月、災害管理センター(Disaster Management Centre: DMC)と共同で、捜索救助隊員の災害時の出動手順(SOP/Standard Operating Procedure)について話し合う会合を開きました。

協議に参加したのは、A-PADスリランカが毎年実施しているスリランカの水流訓練の受講生らで、被災地の初動救助隊員(First Responder)のカリキュラムを作成するとともに、SAR(Search and Rescue)救助隊員の派遣手順(SOP/Standard Operating Procedures)について骨子をまとめました。

 

 

参加した訓練生らと協議するA-PADスリランカのフィルザン・ハシム代表

参加した訓練生らと協議するA-PADスリランカのフィルザン・ハシム代表

 

水害の多いスリランカにおいて、A-PADスリランカはレスキュー人材の育成に力を入れており、数年前から台湾や日本の捜索救助専門家を招いて、毎年、厳しい訓練を続けています(今年の訓練の様子はこちら)。今回の協議はこれまでの訓練に参加したメンバーらが中心となって、災害時にいち早く出動できるよう即応体制を進める中で実施した取り組みの一つです。

 

災害が頻発する中、いち早く被災地へ駆けつけ、一人でも多くの命を救えるよう、熱意ある隊員たちが奮闘しています。

 

※本事業は外務省「日本NGO連携無償資金協力」の資金で実施しています。