【A-PADネパール事務所】災害時のセクターを超えた連携のために
2022.07.10
A-PADネパール事務所では、7月、国際シンポジウム開催に伴いネパール訪問中の根木佳織A-PAD事務局長とフィルザン・ハシムA-PAD執行責任者(A-PADスリランカ代表)とともに、在ネパール日本国大使館やネパール政府を訪問しました。大使館では、田村賢周参事官と石田美雪書記官と面会し、災害連携プロジェクトの進捗状況やネパールにおける災害対策のプラットフォーム構築について話しました。
また、ネパールの社会福祉協議会(Social Welfare Council)では、幹事のマノージ・バータ氏(Mr. Manoj Bhatta/Member Secretary)と対談。マノージ氏は「A-PADの活動の重要性を認識している」と話し、引き続きネパール政府の方針に沿った効果的な災害支援プロジェクトを実現していってほしいといったコメントが寄せられました。
次に訪れた国家防災管理庁(NDRRMA:National Disaster Risk Reduction and Management Authority)CEOのアニール・ポカレル氏(Dr. Anil Pokharel )からもA-PADに対する期待の言葉が述べられ、災害リスクマネジメント(DRRM)分野におけるプライベートセクターの取り込みや既存のプラットフォームの更なる強化について言及しました。
最後に訪れた国家緊急オペレーションセンター(National Emergency Operations Centre)では、センター長のマトリカ・ヤダヴ(Mr. Matrika Yadav)氏が「4月にA-PADから提供いただいた機材はとても役立っている」と報告してくれました。