Select Language :

最新ニュース

【A-PADスリランカ】捜索・救助(SAR)チームが救命ボート訓練を実施

2026.02.25

2026年2月4日、A-PADスリランカの捜索・救助(SAR)チームはコロンボのマウントラビニアビーチにて水難救助能力の強化および現場対応力の向上を目的とした膨脹式救命ボート(IRB)を用いた自主訓練を実施しました。

image (1)

本訓練では、IRBの操船技術や船外機の点検・トラブルシューティングを行い、技術的正確性と迅速な判断力の向上を図りました。また、ボートの組立や回収、要救助者への接近方法、緊急時を想定したコミュニケーション訓練を通じ、実践的な対応力を強化しました。

image (2)

実際の洪水対応を想定したシナリオ訓練では、全員がライフジャケットや必要な装備を適切に着用していることを確認し、機材点検や出動前のリスクアセスメントを徹底。安全確保を最優先とし、規律ある準備の重要性を改めて確認しました。

image3

 

A-PADスリランカSARチームは2017年の設立以来、水難救助およびロープレスキューの専門訓練を継続的に実施してきました。現在までに160名がSARの資格を取得しており、官民両セクターから構成されるメンバーが、それぞれ本業を持ちながら活動をしています。サイクロン「ディトワ」発生時には、西部州ビヤガマにおいて4日間にわたり救助活動を実施し、子どもを含む21名を救助しました。

本訓練は「気候変動に強靭なコミュニティの実現に向けた協調的な対応メカニズムとパートナーシップの強化」(令和7年度日本NGO連携無償資金協力・スリランカ事業)の一環として実施されたものです。

気候変動の影響により災害のリスクが増大している中、A-PADスリランカは今後も政府・企業・市民社会との連携を一層強化し、国内のみならずアジア太平洋地域における災害レジリエンスの向上に貢献していきます。

image (4)