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【インドネシア地震】キッチンカーで温かい食事を提供、給水支援も

2021.02.27

インドネシア・スラウェシ島の西スラウェシ州で1月15日、マグニチュード6.2の地震が発生し、建物の倒壊など甚大な被害が出ています。発災直後から緊急支援活動を開始したA-PADインドネシアでは、2月5日から2月11日にかけて西スラウェシ州のマムジュ県とマジェネ県の地震被災地で、加盟団体のACTと協働で支援活動を行いました。

マムジュ県クルック郡の避難民キャンプ。1つのテントに複数の被災者家族が身を寄せ合っています(2/5撮影)

マムジュ県クルック郡の避難民キャンプ。1つのテントに複数の被災者家族が身を寄せ合っています(2/5撮影)

 

キッチンカーで温かい食事を提供

ACTのキッチンカーが、マムジュ県とマジェネ県にある避難民キャンプ5ヵ所を訪問し、被災者の方々に温かい食事を提供しました。

地震発生から約3週間が経っていましたが、避難民キャンプには自宅が倒壊した被災者の方々が身を寄せていました。

地震によって孤立した山奥の集落へは、250食のお弁当を歩いて届けました(写真下)。ACTスタッフは「山奥のため震災後に支援がほとんど届かなかった集落の住民たちは、私たちの支援をとても喜んでくれました」と話しています。

山奥の孤立した集落までお弁当を届けました(2/8 マジェネ郡マルンダ郡)

山奥の孤立した集落までお弁当を届けました(2/8 マジェネ郡マルンダ郡)

 

2/8 マジェネ県マルンダ郡の避難民キャンプで食事を提供

2/8 マジェネ県マルンダ郡の避難民キャンプで食事を提供

給水支援

ACTの給水トラックは、2月6日と2月9日、マムジュ県とマジェネ県の被災地を巡回して、地震による被害で安全な水へのアクセスが限られている被災者に水を届けました。水を必要とする人たちは巡回するトラックに手を挙げて呼びかけ、いつでも水を受け取ることができます。

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手洗い場の設置

地震後、地域の空き地に急遽つくられた避難民キャンプでは、水へのアクセスがなく、避難民キャンプで暮らす被災者の方々には手を洗うための水もありません。そこで、A-PADインドネシアとACTが協働で、避難民キャンプに給水タンクと手洗い場を設置しています。

 

マジェネ県トブセンダナ郡で食事を提供(2/7)

マジェネ県トブセンダナ郡で食事を提供(2/7)