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【熊本地震】より快適な避難生活のため、ユニットハウスを設置

2016.05.30

熊本地震で多くの家屋が倒壊した熊本県益城町では、私たち緊急合同支援チーム(A-PAD ジャパン/Civic Force/Peace Winds Japan)のテント村を含め、今も多くの住民の方がテントでの避難生活を続けています。ペットと同伴できる私たちのテントで寝泊まりする方々からは「プライバシーが確保されていて、人目や音が気になる避難所よりいい」との声も聞かれます。

 

一方、暑い日が続くなど体調管理が難しいことや、梅雨の時期にテントが浸水する恐れがあることから、益城町は5月末をめどに、屋外ではなく屋内の避難所に移るよう避難者に求めています。

「避難所はペットと一緒にいづらい」「また車中泊に戻らないといけないのか」ーーー仮設住宅に入れる目処が立たない避難者の方からは、困惑と落胆の声が広がりつつありました。

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そこで、私たち緊急合同支援チームは、益城町総合体育館芝生広場に設置したテントの退去を決定。より良い居住環境を用意するため、移転先の調査や代替施設の設置準備、テント村の避難者の方々への移行調査など多岐にわたる作業を進めてきました。

そして、5月28日、ユニットハウス18棟を益城町にあるルネサス駐車場に設置。エアコンも搬入され、現在、電気工事の整備を進めています。30日には新たに22棟を設置する予定です。また、テント村からユニットハウスへの移動を希望する方に向けて、入居規約を作成し、新たな気持ちでより快適な生活をスタートしてもらえるよう努めています。

避難生活が長期化する中、私たちは避難を続ける方が少しでも前を向いて歩いていくことができるよう、サポートを続けています。引き続き、熊本の被災地にご関心をお寄せください。

 

 

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