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【熊本地震】子どもたちにお菓子を届けました

2016.05.05

熊本・益城町の避難所の一つ、熊本市立春竹小学校では、「子どもの日」の今日、PTAや地元有志によるイベントが開催され、A-PADジャパンは緊急支援合同チーム(Civic Force/PWJ)として、子どもたちに甘夏やかりんとう、チョコレートなどのお菓子を配りました。
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地震の影響で、熊本県内では未だ熊本市や益城町、南阿蘇村などの小中学校155校が休校のままです。学校に行けなくなってしまった子どもたちは、避難所や自宅、親戚宅など建物のなかで生活する時間が多く、震災前ほど外で自由に遊べる時間がなくなっていました。イベントを企画したPTA会長の中里成寿さんは、「余震が続き、建物の倒壊など安全確保の問題で子どもたちを外で遊ばせることができないでいた」と言います。

そこで「もっと思いっきり外で遊ばせたい」と、地域の保護者と協力して小学校の校庭を借り、ゲームや紙芝居の読み聞かせなどを行いました。イベントでは、一人一つビニール袋を持って列に並び、保護者の方とともにA-PADジャパンのスタッフも、約80人の子どもたちにお菓子を手渡しました。

お菓子を受け取った子どもたちは「ありがとう!」と元気な笑顔を見せてくれましたが、こうした物資は、企業や団体など全国の皆様からの温かい思いと一緒に届けられたものです。今回配った物資のうちの一つ「海のかりんとう」は、佐賀県の玄海漁協組合のメンバーらで構成されるNPO法人浜-街交流ネットさんのてづくりのお菓子です。唐津湾で獲られた新鮮ないわしやえび、いかなどを使ったかりんとうは好評です。

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引き続き、移り変わる被災地の状況を踏まえ、避難者の方々のニーズにあった支援を続けていきます。今後ともご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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