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【A-PAD】ニュージーランドのタスクフォース・キウイと覚書を締結

2025.02.14

アジア太平洋地域で自然災害が頻発し、国を超えた強力なパートナーシップの必要性が高まる中、A-PADは2025年1月末、ニュージーランドのタスクフォース・キウイ(TF Kiwi)と災害時の連携対応に関する覚書(MOU)を締結しました

 

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2022年に設立されたTF Kiwiは、防衛や災害時の緊急支援の現場の最前線で活動してきた経験・スキルをもつ退役軍人などのメンバーで構成され、ニュージーランドを中心に世界各地で災害時の支援活動を展開しています。

 

今回の覚書を通じて、それぞれの専門知識やネットワークを組み合わせ、緊急時の災害対応や被災地の復旧・復興という共通の目標に向かって協力していくことを約束しました。 具体的には、人道支援の活動における相互協力のほか、平時のトレーニングや能力開発、知識・リソースの共有などで協力していく予定です。

 

オンラインで実施された覚書の締結式で、A-PADのCOOのフィルザン・ハシムは「A-PADとTF Kiwiとの覚書締結は、災害対策の未来をつくる上で重要なマイルストーンとなる。多くの災害は国境を越えて発生しており、今回の連携協力を通じて、効果的かつ広範な準備、調整、知識、リソースの共有が可能になる」と述べました。また、TF Kiwi全国ディレクターのリチャード・アダムス氏は、「TF Kiwiは設立3年目を迎え、重要な成長期にあるが、アジア太平洋地域の災害対応分野で15年以上の経験を持つA-PADから学ぶことは多い。連携協力を通じて、災害対応アプローチを強化し、結果的に被災した地域の利益につながる。将来の課題に一緒に備えるためにA-PADと提携できることを誇りに思う」と語りました。