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【A-PADバングラデシュ】D&Iと緊急時マネジメントをテーマにシンポジウムを開催

2023.11.13

A-PADバングラデシュは、11月7日、首都ダッカで「International Symposium on Supporting Improvised Communities in Emergency Management Using Diversity and Inclusion(ダイバーシティとインクルージョンを活用した緊急時マネジメントにおけるコミュニティ支援)」をテーマに、シンポジウムを開催しました。

 

シンポジウム1 (1)

 

メインゲストとして岩間公則大使が出席し、サベール・ホサイン・チョウドホリー国会議員や両国の政府関係者、A-PAD各国代表者らも参加・登壇しました。
岩間大使はスピーチで「日本もバングラデシュも互いに災害多発国であり、今後も協力関係を続けていきたい」と話すとともに、A-PADがこれまで作り上げてきたマルチセクターでのクロスボーダー連携メカニズムについて、「今後も継続してアジア太平洋全体の災害に関する啓発と備えに取り組んでほしい」と話しました。
シンポジウムではパネルディスカッションとA-PAD各国の事業紹介が行われたほか、新たなパートナー団体とのMOU署名式も開催されました。

本シンポジウムはバングラデシュの新聞「NEW AGE Bangladesh」で紹介されました。記事詳細はこちら

 

スタッフ研修3 (1)

翌8日、A-PAD加盟各国のスタッフが集まり、スタッフ研修会が実施されました。

研修会では、各国・地域で多い災害の種類や時期、個々の災害の体験などを共有したほか、「バングラデシュチームがもしほかの加盟国の災害被災地へサポートに行くなら、どんな準備が必要か」をテーマにディスカッションしました。また、A-PADとしての「アクションプラン」について、各国のアイデアや意見を共有しました。

 

 

フィールド訪問2

 

続く9日、A-PADバングラデシュが展開する事業地を視察するため、岩間大使とともに、バングラデシュ北東部のシレット管区内ハビガンジ県を訪問。2018年の事業開始時に設置したハビガンジコーディネーションセンターなどを視察しました。

 

 

なお、本事業は外務省の日本NGO連携無償資金協力(N連事業)の一環として実施しています。