【トンガ沖 噴火被災地支援】フィジーにスタッフを派遣
2022.02.07
2022年1月15日に発生したトンガ沖の火山噴火の被災地を支援するため、A-PADは、2月8日、スタッフ1名をフィジーに派遣します。
南太平洋のトンガ諸国で1月15日、海底火山フンガトンガ・フンガハアパイが噴火し、16日以降、太平洋沿岸の広い地域で津波が観測されました。トンガでは通信設備の損傷の影響で、数日間、外部と連絡が取れない状況が続いていましたが、徐々に被害の状況が明らかになってきました。国民の8割以上もの人が家を失うなど被災し、農作物や海産物への影響も深刻です。降灰の影響による健康被害も懸念されます。また、噴火後、同国初の市中感染が確認され、ロックダウン(国境閉鎖)が続いています。
アジア・大洋州で災害支援活動を展開するA-PADは、駐日トンガ大使館やトンガ商工会議所などと連携をとりながら緊急支援活動に向けた準備を進めてきましたが、このたび 2月8日夕方、A-PAD捜索救助チーム・チーフの黄春源(こう・しゅんげん)を、まず大洋州のフィジーに派遣します。首都スバやナンディなどを拠点に、陸海空あらゆる手段を使ってトンガに緊急支援物資を届けます。黄はこれまで約30年、台湾や日本をはじめとする各国の被災者救助活動で指揮をとってきた経験を有しています。また、黄は災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の一員としても活動します。
「A-PADにたくさんのご支援や応援メッセージをいただき、ありがとうございます。皆さんの支援を力に、トンガの人々の復興に役立てるよう尽力します」
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現地(フィジー)への出発について
日時:2022年2月8日(火)18時40分出発
場所:羽田空港ターミナル3
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