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【A-PADフィリピン】セブ島の自治体に避難所用の簡易テントを提供

2021.10.16

フィリピン国内における新型コロナウイルス感染症は、デルタ変異株等のより感染力の高いウイルスの感染が確認されて以降、感染者数は増加の一途をたどり、未だ高止まりの状況にあります。
A-PADフィリピンは、日本の外務省の支援を受け、中央ビサヤ地域プラットフォーム(A-PAD Central Visayas Regional Platform)の代表であるセブ商工会議所(CCCI)を通じて、セブ島の避難所設置の自治体に対し、10張以上の簡易テントを供与しました。これらのテントは、新型コロナウイルス感染症流行時において、緊急避難を余儀なくされた地域住民への感染拡大を防止させることを目的としています。
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10月14日、セブ市内で開催されたテントの供与式には、在セブ日本国総領事館の川﨑敏秀総領事、ギルバート・アルベロA-PADフィリピン会長代行、フェリックス・タギアムCCCI会頭のほか、避難所を設置する自治体であるセブ市やバンタヤン、コルドバ、ナガ、バランバンなど各自治体の災害リスク管理局幹部や防災関係者が参加しました。
供与式で、アルベロ氏とタギアム氏は、日本政府への支援に感謝の意を表しました。川崎総領事は、「この支援が困難なパンデミックの時期にあっても、被災者により良い環境を与え、安全で安心できるものであると確信する」と述べました。
また、セブ防災センターによる緊急時の簡易テント設置のデモンストレーションや、緊急時のテント設置の注意点、特に感染症に対する消毒を含むケアと管理、保管方法の標準プロトコルなど避難所管理のオリエンテーションも実施しました。
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