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【A-PADバングラデシュ/COVID-19】貧困層の感染対策をサポート

2021.08.24

A-PADバングラデシュに参画するCIS(コミュニティイニシアティブソサエティ)は、新型コロナ対策事業として、国内7管区で6月から11月まで感染予防の啓発活動を実施しています。
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バングラデシュでは、これまでのロックダウンなどの影響により貧困層の多くの人々が職を失い、マスクや石鹸を買えず、衛生管理が困難な状況にあります。そういったコミュニティの人々がどのような感染対策を取ればよいのか、物資支援と合わせて呼びかけています。これまでに実施した取り組みは以下の通り。
・衛生用品(マスク15,000枚・手袋1,400枚・石鹸12,000個・消毒液)と感染予防リーフレットを配布
・ポスターや横断幕、拡声器を使って感染防止の呼びかけ
・妊産婦へのワクチン接種の推奨
・子どもたちへの手洗い・衛生指導
日雇い労働者やリキシャ運転手などコミュニティの人々と仕事で接触する人々、障がい者への啓発
・高齢者や感染リスクの高い人々への免疫力を高める栄養指導
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活動を通して、多くの人々がワクチン接種に興味を示しているほか、農村部など、マスク着用の習慣がない地域や、手洗いの必要性が広まっていなかったコミュニティでは、衛生面の意識向上につながっています。また、街中での呼びかけをすることで、密になりやすいエリアでも、人々が社会的距離を取り、マスク着用をするといった動きにつながっています。