【A-PADスリランカ】遭難救助訓練の受講者が3人の海難救助に貢献
2025.07.02
5月30日、海上で遭難していた3人の漁師が、スリランカ空軍に救助されました。
航空救助作戦にあたった隊員のうち2名は、A-PADスリランカの捜索・救助(SAR)プログラムで高度な訓練を受けた要員でした。

バルピティヤ漁港から約4海里離れた海域で、エンジン故障により座礁した漁船に関する緊急通報を受けて、国防省の指示のもと、スリランカ空軍のヘリコプターが現場に派遣されました。
南西モンスーンの影響による強風と荒波といった厳しい条件のなか、救助を実施。
6名の救助チームのうち、イシャン・シルバ中佐とS.S.ラトナヤケ中佐の2名は、A-PADスリランカによるレベル2認定のSAR訓練を受けた専門要員でした。
今回のミッションは、専門的なSAR訓練がもつ実践的な効果に加えて、厳しい環境下での即応力と、スリランカにおける災害対応能力の継続的な強化の重要性をあらためて示すものとなりました。
A-PAD スリランカ・ウェブサイト:






