【A-PADスリランカ】バランゴダ地区の官民連携 児童の口腔保健を支援
2025.06.03
2025年5月15日、A-PADスリランカは、サバラガムワ州バランゴダ地区にあるバランゴダ・カハタピティヤ・ハプガハクンブラ小学校で、口腔衛生啓発・検診プログラムを実施しました。低所得世帯の生徒85名が通うこの学校では、口腔衛生が重要課題の一つとして認識されています。
口腔衛生教育を受ける生徒
バランゴダ教育事務所の承認を得て、保健省バランゴダ事務所と連携し、生徒85名と教師21名を対象に口腔衛生教育と歯科検診を行いました。プログラムの効果を高めるべく、民間団体とも連携し、TNRエンタープライズ・バランゴダ、ハンウェラ・ラジャシンハ・センテニアル・ライオンズクラブから物資支援を受けました。このような取り組みは、口腔衛生サービスが行き届かない地域における虫歯の早期発見、予防、健康習慣の促進につながります。
保護者向けの口腔衛生ケア指導
プログラムが実施されたサバラガムワ州ではA-PADスリランカのプラットフォームが構築されており、A-PADの調整のもと、公的機関、民間団体と連携し、物資、人材、知識、地域社会の信頼を結集させ、児童の口腔衛生の改善に貢献することができました。
小学校で実施された歯科検診
今回の地域密着型の保健サービス支援によって、持続可能な官民協働のあり方が示されました。A-PADは官民連携を支援しており、今後も多様なステークホルダーとのつながりで地域社会における効果的な課題解決に取り組んでいきます。
左から地域の医療従事者、保健省バランゴダ事務所歯科医、
A-PADスリランカスタッフ、学校長








