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【A-PADインドネシア】西ジャワ州 洪水の被災地で緊急支援

2025.03.21

インドネシアの首都ジャカルタ特別州と周辺のブカシ県・ブカシ市などジャカルタ首都圏(ジャボデタベック)で、3月4日、大規模な洪水が発生しました。豪雨によりチリウン川など複数の河川が氾濫し、市街地や住宅地などが各地で広範な浸水被害が相次いでいます。
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特に被害が大きかったのは、ブカシ市の7地区(東ブカシ、北ブカシ、南ブカシ、メダン・サトリア、ジャティアシ、ポンドック・グデ、ラワルンブ)で、中でもブカシの住宅団地では1,500軒以上の家屋が水没(2025年3月17日現在)。水位は3メートルを超え、一部の住民が避難を余儀なくされました。

洪水発生から時間が経ち、水はひいたものの、厚い泥水に浸かった廃墟や廃棄物などが人々の生活再建に重くのしかかっています。家庭で使用できる水も泥と混ざっていて、まだ日常生活を取り戻すには時間がかかる見込みです。

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A-PADインドネシアは洪水後、スタッフら5人で被災地でのニーズ調査を実施。その結果を受けて、現在緊急支援活動に向けた準備を進めています。ブカシの住宅団地「ポンドック・グデ・プルマイ」で、泥を撤去・清掃するための掃除道具や飲料水などを提供するほか、 食事や衛生用品、医薬品なども届ける計画です。

 

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