A-PADフィリピンのリージョナルプラットフォームの一つ、中央ビサヤ地域パートナー主催の会議が、2025年1月28日、セブ市のクエスト・ホテル・アンド・カンファレンスセンターで開催されました。

中小企業のレジリエンス強化と企業間のパートナーシップ促進を目指す今回の会議には、セブ商工会議所や通商産業省などの中央省庁、地方自治体、企業、非営利団体、財団など合わせて12団体の代表者ら25人が出席。中央ビサヤ内外で活動する組織が集まり、それぞれが協力しながら災害の予防・対応能力を強化していくための話し合いを実施しました。

会では、A-PADなどが展開する中小企業のレジリエンス強化プログラム（MRP）の概要とその重要性を説明。A-PADフィリピンのアテア・ペナロザは、「災害時の緊急対応や復旧・復興期において、中小企業が果たす役割がとても重要である」と強調しました。

また、会の最後には出席した団体のうち10団体・組織が、連携協定に署名。政府や企業、非営利組織などが立場を超えて、災害時の緊急支援から復旧・復興、そして防災・減災の取り組みにおいて協力していくことを約束しました。