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【緊急支援/A-PADフィリピン】台風3号 マニラで非常事態宣言

2024.07.26

7月24日、台風3号が接近したフィリピンでは、大雨が続いた影響で各地で土砂崩れや浸水が相次ぎ、首都マニラでは住宅街が水につかるなどして非常事態が宣言されました。フィリピンの国家災害リスク軽減管理評議会(NDRRMC)によれば、24日時点で南部ミンダナオ島で少なくとも8人が死亡したほか、1人が行方不明になり、フィリピン全土で88万人以上が影響を受けるなど甚大な被害が発生しています。

A-PADフィリピンは、深刻な洪水被害を受けたマニラ首都圏東部のマリキナ市での医薬品支援に向けて、フィリピン医師会との調整を続けています。また、ルソン中部のサンフェルナンド市のパートナー団体に連絡を取り、被害状況や支援ニーズについて調査を続けているほか、パンパンガ州の州都、サンフェルナンド市バランガイ・パンダラスのデル・ピラールとシティオ・ピルザなどの洪水被害が甚大な地域で、地元パートナーと連携して食品支援などを行うため、寄付の呼びかけを開始しています。