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【A-PADインドネシア】「世界人道の日」に啓発イベントを実施

2023.10.01

災害の多いインドネシアでは、日頃からさまざまなステークホルダーとともに防災に関する取り組みを共有し、防災意識を高める活動に力を入れています。A-PADインドネシアは8月に以下の2つのイベントを実施しました。

 

「世界人道の日」啓発イベントでブース出展

 

①A-PADインドネシアの事業紹介

 

 

8月19日、「世界人道の日」に合わせて、インドネシアの首都ジャカルタのマーサ・ティアハフ公園で啓発イベントが開催されました。世界人道デーは、2003年8月19日にイラクのバグダッドで起きた自爆テロによって犠牲になった人々に想いを寄せる日です。主催は国連人道問題調整事務所(UN OCHA)で、今年は「No Matter What」(どんなことがあっても)をテーマに、世界各地で起きている紛争や自然災害などに焦点をあて、世界が厳しい状況に置かれている今こそ支援の輪を広げていこうと呼びかけました。

A-PADインドネシアは共催団体として、ブースを出展し、多様なステークホルダーが力を合わせて災害時に協力する意義や方法を考える大切さを伝えました。

 

 

 

企業や自治体などと防災センターを訪問

 

②BPBD DKI Jakartaの防災教育センター訪問

 

A-PADインドネシアは、8月29、30日、インドネシア化粧品協会(Perkosmi Association)、Martha Tilaar(インドネシアの大手化粧品会社)、Kidzania(キッザニア)、観光クリエイティブエコノミー省のメンバーとともに、ジャカルタ特別州地方防災局(BPBD DKI Jakarta)局内にある防災教育センターを訪問し、それぞれの防災に関する取り組みについて紹介しました。そして、企業や自治体などがセクターを超えて連携していく可能性について議論する場を設け、災害対応プラットフォームのネットワーク拡大に貢献しました。

 

また、防災教育センターには、水害時のボートでの避難や火災時の消火活動、煙が充満する部屋での避難、簡易救護手当など多様な災害時の状況をリアルに体験できるシミュレーション設備があり、A-PADはその一角に手づくりの防災教育教材を設置しました。

 

 

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本事業は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」事業の一環で実施しています。