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【トルコ地震 緊急支援】110張のテントをアドゥヤマンで配布・設置

2023.02.17

2月6日、トルコで発生した大規模な地震で、これまでにトルコ・シリア両国で4万人以上の人が亡くなっています。

A-PADは、10日までトルコのNGO「GEA」とともに、倒れた家屋の下敷きになっている人々の捜索・救助の活動を続けてきましたが、11日からは空飛ぶ捜索医療団ARROWSのメンバーの一員として、支援の届いていない地域で物資支援の活動を続けています。

被災地では家を失い、避難所に入れない人が大勢いて、路上や車中泊、倒壊を免れた民家でひしめきあって寒さをしのいでします。また、病院が被災し、医療機関はフィールドホスピタル(屋外治療)を展開していますが、大規模な被害を前に全く足りておらず、治療が受けられないまま亡くなってしまう「未治療死」を防ぐ支援が求められています。

 

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そこでA-PADは、2月13日夜、110張のエマージェンシーテントをトルコに向けて発送。15日中にトルコに到着し、被害の大きかった地域の一つ、アドゥヤマンの教育研究病院(Egitim ve Arastirmalari Hastanesi)に提供しました。テントは複数の病院に供与され、医療物資の管理・分配などのために活用されます。

 

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テントの手配にあたっては、A-PADのチームリーダーである黄春源の出身国である台湾の企業2社が協力。テントを製造する台湾・新北市の佑安國際有限公司がA-PADに対し50張を無償で提供、新竹市の吉莉科技股份有限公司からA-PADに寄せられた約100万円の寄付やクラウドファンディングに寄せられた皆様からのご寄付をテントの購入にあてました。テント(写真)は8人程度が入ることができ、寒さをしのぐことができます。

 

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また、黄らARROWSのメンバーは、15日、トルコの首相府防災危機管理庁(AFAD)担当者と面会し、「テントを必要としている」とのニーズを受けて、アドゥヤマン郊外のYesilyurtの空き地に50張のテントを設置しました。

 

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発災から10日以上が経ちますが、広範囲の甚大な被害を前に、物資が十分に届かず、継続的な支援が必要な地域が今も多くあります。ARROWSでは、引き続きニーズに基づく緊急支援活動を行います。

 

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皆様からのあたたかいご支援をお願いいたします。

https://readyfor.jp/projects/turkeyearthquake2023