【トルコ地震 緊急支援】テント110張を被災地へ 台湾の企業と協力
2023.02.15
2月6日にトルコで発生した大規模な地震を受け、A-PADは、台湾の企業2社および特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(広島県神石高原町)と連携して、2月13日、110張のエマージェンシーテントをトルコに向けて発送しました。
トルコ・シリア両国では、14日時点で3.5万人以上の死者が確認されていますが、被災地では家を失い、避難所に入れない人が大勢いて、車中泊や倒壊を免れた民家でひしめきあって寒さをしのいでします。また、病院が被災し、医療機関はフィールドホスピタル(屋外治療)を展開していますが、大規模な被害を前に全く足りておらず、治療が受けられないまま亡くなってしまう「未治療死」を防ぐ支援が求められています。
トルコで緊急支援を続けるA-PADは現在、特に被害の大きかったハタイ県などで捜索・救助や物資支援などの活動を続けていますが、ニーズ調査の結果を受けて、エマージェンシーテントの支援を決定しました。
テントの手配にあたっては、A-PADのチームリーダーである黄春源の出身国である台湾の企業2社が協力。テントを製造する台湾・新北市の佑安國際有限公司がA-PADに対し50張を無償で提供、新竹市の吉莉科技股份有限公司からA-PADに寄せられた約100万円の寄付やクラウドファンディングに寄せられた皆様からのご寄付をテントの購入にあてます。テント(写真)は8人程度が入ることができ、A-PADのスタッフが近日中にトルコの被災地に届ける計画です。