【トルコ地震 緊急支援】GEA、9日までに34人を救出
2023.02.10
2月6日04時17分に発生したトルコのカフラマンマラシュ・Pazarcık地区で発生したマグニチュード7.7の地震直後、A-PADのパートナー団体、トルコのNGO「GEA」は、同日中に、イスタンブール、アンカラ、アダナ、イズミル、イズミット、アンタルヤ、エスキースヒル、ブルサ、ヴァンのチームが被災地に到着し、イスケンデルンとアンタキアで捜索・救助活動を続けています。
GEAのチームは245人で、昨日9日までに瓦礫の中から生存者34人を救出し、最後の救出は地震発生から88時間目に行われました。「72時間の壁」という言葉がありますが、まだ倒れた家屋の下にたくさんの人がいることが想定されます。72時間をすぎても生存者の方がいることを信じて、引き続き昼夜を問わず活動を続けています。
A-PADは6日に捜索救助のスペシャリストであるスタッフ1名を派遣し、7日にGEAと合流。捜索救助の現場でGEAの活動をサポートしながら、捜索・救助の活動を続けています。
GEAのリーダーは「遠い日本から来てくれてありがとう。今回の地震は規模が大きくこれまで以上にとても厳しい現場ですが、日本の皆さんの応援がとても心強い。今できる限りのことをやっている」と話していました。
なお、GEAは9日現在、イスケンデルンの3棟とアンタキヤの1棟で捜索・救助活動を続けています。
引き続きご関心をお寄せください。