【A-PADバングラデシュ】ダッカで国際シンポジウムを開催
2022.11.24
バングラデシュの首都ダッカで、11月22日、CIS (Community Initiative Society)とA-PADバングラデシュ主催の国際シンポジウム「災害リスクマネジメントとレジリエンス構築」を開催しました。
シンポジウムは、バングラデシュ政府関係者や大学関係者、民間セクターの参加者らを招き、災害マネジメント戦略に関する知識や経験の共有を通して、多様なステークホルダーのあいだで災害支援ネットワークを形成していくことを目標に実施されました。
冒頭挨拶では、A-PAD CEOの大西健丞が、A-PADの過去10年間の取り組みと、社会貢献型投資に注目した「これから10年の展望」について語りました。
サベール・ホサイン・チョウドホリー議員からは、持続可能な開発におけるマルチセクター参加の重要性が述べられました。
伊藤直樹駐バングラデシュ日本国大使は、これまでのA-PAD各国における数々の災害支援の取り組みの重要性と、今後のバングラデシュの発展がインド太平洋全体にとって不可欠なものであると語りました。
後半のパネルディスカッションでは、「災害マネジメントサイクルとコミュニティレジリエンス」と「災害の備え・計画・復興マネジメントにおけるコミュニティ参加型アプローチ」をテーマに、バングラデシュ政府、市民社会セクター、学界からの関係者が多様な意見や経験を共有し合いました。
また、当日は署名式も行われ、新たに国内10団体がA-PADバングラデシュのナショナルプラットフォームに加わりました。
当日の様子がバングラデシュのメディアで紹介されました。