【A-PADインドネシア】ジャワ島地震、緊急支援開始
2022.11.22
インドネシア・西ジャワ州で11月21日午後1時20分ごろ、マグニチュード(M)5.6の地震があり、多数の死傷者が出ています。インドネシア国家防災庁(BNPB)によれば、21日時点で62人が亡くなり、この数字はさらに増えることが予想されます。
米地質調査所(USGS)によると、震源地はジャワ島西部に位置する西ジャワ州・チアンジュールで、震源の深さは約10キロ。多数の人が病院に搬送され、その多くは屋外で治療を受けているほか、救助隊などが倒壊した建物の下に閉じ込められている人の救出にあたっています。
甚大な被害を受けて、A-PADインドネシアは緊急支援を開始しています。A-PADインドネシアが連携するインドネシアの団体ドクター・シェアが、被災した地域で仮設診療所を設置して屋外でケガをした被災者の診療にあたっていますが、テントなどあらゆる資機材が不足しています。A-PADインドネシアは緊急医療支援活動をサポートするため、被災地7カ所に増設する仮設テントの準備を進めています。同時に緊急支援パッケージの提供など被災者のニーズに合わせた物資やサービスを届けていく計画です。
インドネシアは火山や地震活動が頻繁に発生する環太平洋火山帯に位置し、2018年9月にはスラウェシ島で発生した地震と津波によって2000人以上が犠牲になった。再び甚大な被害に見舞われたインドネシアの人々のために、あたたかいご支援をお願いいたします。
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