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【メディア】インドネシア『バリポスト』掲載「災害に強い観光村を目指して」(A-PADインドネシア)

2022.07.07

インドネシアでは、インドネシア語で「Desa Wisata(ツーリズムビレッジ:観光村)」というスローガンのもと、各地で魅力ある観光村の設立が計画されていますが、津波などの自然災害が多いこの国では、これまで多くの観光客が被災し、観光村の推進にあたっては、観光客の保護を含めた災害対策が重視されています。A-PADはこうした災害対策に関するニーズを受けて、インドネシアで観光防災の取り組みに注力しています。
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6月27日、A-PADインドネシア理事の鵜尾雅隆が、バリ州の東部にあるカランガスム県を訪問しました。カランガスムは、ダイビングやラフティングなど多くの観光名所がある一方、バリ州の中でも際立って災害が多いエリアと言われています。カランガスムの地区オフィスを訪問した鵜尾は、副市長のイ・ワヤン・アルタ・ディパ氏、カランガスム地方災害対策庁(BPBD Karangasem)のイダ・バグ・ケテゥ・アリンバワ氏と、同地区の防災戦略について話し合いました。
両者は「A-PADと協力して観光村の防災対策・プラットフォームづくりを進めていきたい」と語りました。具体的には、モデルケースとなる災害に強い観光村をつくり、その知見を広く共有して横展開していくことで、カランガスム全体の防災力向上を図っていくことを目指しています。7月には、トゥランベン村でコミュニティ防災チーム形成のためのワークショップを開催する予定です。
なお、本面談の様子は、現地メディア『バリポスト』に掲載されました。
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