【A-PADフィリピン】台風28号緊急支援物資の配布と小学校支援
2019.12.21
A-PADフィリピン及びA-PADビコール※は、12月3日、フィリピン中部地域ルソン島を直撃した台風28号(カンムリ、現地名Tisoy)の被害を受けて、発災直後から、被災者への緊急支援活動を開始しています。
A-PADビコールは災害直後から募金活動を開始。フィリピン商工会議所をはじめ企業・個人から400,000ペソ(約86万円)が寄せられ、12月17日から19日の3日間、特に被害の大きかった3地域(Pulang Daga市、Legazpi市,、Sorsogon市)で、被災者ら1550世帯に緊急支援物資のパッケージを届けました。パッケージの中身は、米や砂糖、缶詰、飲料水などで、数日間を生き延びてもらうための食糧が中心です。
また、A-PADビコールのメンバーであるフィリピン大手飲食店企業Bigg’s Dinerと連携し、校舎が全壊したPulang Daga小学校の子どもたちのために、臨時に活用できる仮設校舎に必要な資材などを提供しました。このほかA-PADフィリピンは、飲料水を必要とする被災地に届ける予定です。
※A-PADフィリピンの地域連携組織「Bicol Regional Platform(通称A-PAD BICOL)」は、2018年7月、A-PAD(本部:東京)及び日本の外務省の支援を受けて設立された、プラットフォームです。詳細はこちら。