【A-PADジャパン】8月佐賀豪雨ー無料タクシーチケットの配布等緊急支援活動を展開
2019.11.05
8月27日から28日未明にかけて、九州北部を中心に記録的な大雨に見舞われました。この一連の大雨による死者は佐賀県で3人。住宅の全壊、半壊、一部損壊の合計は158棟。床上・床下浸水の合計は5千棟を超えました。
記録的大雨から2カ月後、深刻な浸水被害に見舞われた武雄市と大町町では、避難所から全員が退所。60を超える世帯が公営住宅やみなし仮設住宅で暮らしていますが、自宅に戻っても1階に畳が敷けず、2階住まいの世帯もあります。
A-PADジャパンでは8月28日から支援活動を開始し、行政、企業、NPOと連携して支援活動を行いました。
10月31日までに、2カ所の避難所や支援拠点へ、肌着2,496着、マットレス245個、ブルーシート72枚、軍手560個、マスク1320個、読書レンズ150個、果物・野菜ジュース1,166本、果物ゼリー120個、みかん50㎏、缶飲料180本、水240本の物資をお届けしました。物資の提供にあたっては、災害対応アライアンス「SEMA」、佐賀災害対応プラットフォーム(SPF)にご協力いただきました。
また、A-PADジャパンが災害用に保有している資機材を支援拠点や支援団体に貸し出しました。10月31日までに車両2台、高圧洗浄機21台、発電機1台、扇風機3台、ホワイトボード3個、ペール2個、ランタン38個の資機材を貸し出しました。
また、初の試みとして、車が浸水した方などを対象に、無料のタクシーチケットの支援を実施。10月31日までに275回利用されました。
詳しくはA-PADジャパンのホームページをご覧ください。
ご支援いただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。