【A-PADフィリピン】ミンダナオ島で地震、緊急支援開始
2019.10.31
10月31日現地時間09時11分(日本時間10時11分)、フィリピン南部のミンダナオ島を震源とする地震マグニチュード(6.5)の地震が発生しました(深さ10㎞、震源地Bulatukan, Soccksargen, Mindanao)。
同島では、今月17日と29日にもM6以上の地震が発生していて、今回で3回目。これまでに12人以上が亡くなり600人以上が負傷、被災した家屋は1,100棟(うち340棟が全壊)、133公共施設(うち94は指定避難所の学校)に及び、被害の数はさらに拡大する見込みです。Kidapawan in North Cotabato と Digos in Davao del Surという2つの避難所への避難者は約4,400人で、それ以外にも4,800人以上が テントや親類・知人宅に避難していると言われています(Tulunan地域)。
A-PADフィリピン傘下の地方プラットフォーム(A-PAD Davao, A-PAD Soccksargen)は、いち早く支援活動を開始。本日31日、A-PAD Davao メンバーであるダバオ市商工会議所を中心に、緊急支援運営センターを設置して支援物資や寄付金の受付を開始し、支援コーディネーターの役割を果たしています。
今のところ、フィリピン政府から各国や国際団体への支援要請はありませんが、A-PAD本部(日本・東京)ではA-PADフィリピンへの支援として、100万円の拠出を決定しました。
皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
http://apadm.org/japanese/donate/