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【A-PAD KOREA】「何もかも燃えてしまい身一つで」

2019.04.10

「60年生きてきて、あんなすごい火は見たことがない」
4月4日午後に韓国の江原道で同時多発的に発生した山火事は、市街地や森林など
530㏊(固城郡・束草市250㏊、江陵市・東海市250㏊、麟蹄市30㏊)もの面積を焼き尽くしました。
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5日から被災地に入ったA-PAD Koreaの緊急支援チームは、特に被害の大きかった固城郡を中心にチャンチョン村などでニーズを調査。大きな避難所には支援物資が集まりつつある一方、アクセスの悪い村の会館の避難所などには、まだ支援の手が届いていないことがわかりました。
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A-PAD Koreaは、連携するピースウィンズ・ジャパン(PWJ)と協力して、8日までに江原道固城郡ヨンチョン1里、2里、インフン1里、2厘、3里ソンチョンリ、ウォンアム里など、村の会館7ヵ所に避難している約300人に、衣服200着、下着上下600枚、靴下600本、洗濯洗剤、ウェットティッシュ、物干し台、常備薬セット、ビタミン、使い捨ての食器などを配布しました。また、被災地域の学生たちにカバンや学用品(ノート、蛍光ペン、シャープ、三色ボールペン、文房具セットなど)、靴を届けたほか、お腹に赤ちゃんのいる女性にマタニティの衣料品やビタミン剤などを手渡しました。
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以下は避難者のみなさんの声です。
「急な出来事に母は入れ歯を置いてきてしまい、今はお粥しか食べられない状態です」
「6日、田畑に種をまく予定でしたが、それもできなくなってしまいました」
「何か残っていないか、焼け跡を歩きましたが、地面に埋めておいた味噌だけが残っていました」(女性)
「被害を受けたのは私だけではありません。もう何もかも燃えてなくなってしまいましたが、みんなで一緒にがんばるなきゃ」
「下着や服が足りなかったので本当に助かります!」
「子どもが明日から幼稚園に入園しますが、着る服がなく困っていました。たくさんの服を本当にありがとうございます」
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A-PAD KOREA代表のイ・チャンウは、「必要な物資を少しでも早く届けるために尽力しています。少なくとも1ヶ月は物資支援が必要な状況で、すでに多くの企業や個人の皆さんから応援いただいていますが、引き続きニーズに合致した支援のためにみなさまのご協力をよろしくお願いします」と話しています。
A-PADでは、A-PAD KOREAの緊急支援活動を支えるため、みなさまからのご寄付を受け付けています。あたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。
皆様からの応援をよろしくお願いいたします!