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【A-PADフィリピン】熱帯低気圧「ウスマン」で洪水 被災地支援を開始

2019.01.01

熱帯低気圧「ウスマン」による大雨の影響で地滑りや洪水が相次ぎ、フィリピン北部ルソン島や中部サマール島で甚大な被害が発生しています。フィリピン災害リスク軽減管理評議会(NDRRMC)によれば、12月31日までに死者68人、少なくとも19人が行方不明者となっており、犠牲者の数は増える見込みです。

先週末から警戒態勢に入っていたA-PADフィリピンは、2018年7月と11月に設立された地域連携ネットワーク「A-PADビコール地方プラットフォーム(ルソン島)」と「A-PADオルモック地方プラットフォーム(レイテ島)」が中心となって、被災地の調査を開始するとともに緊急支援物資の配布に向けた準備を進めています。

ウスマンは洪水やインフラの破損による停電など約13万人に影響を及ぼしており、年末年始の発災で報道や行政の対応が遅れる中、早急に必要な支援を届けることが求められています。

49237455_10161165447125612_4750233850850836480_n(写真:停電のなか教会などへ避難する人々©CDRC)

洪水で家や建物が流され着の身着のまま逃れてきた人々を救えるよう、どうか皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。

http://apadm.org/japanese/donate/