【インドネシア・ロンボク島地震】まだ支援が届いていない村へー重傷患者への応急処置と救急搬送

地震で倒れた壁で腰を打ち、立つことができなくなってしまった女の子、

落下した石や釘で重傷を負った女性・・・

 

インドネシアの災害支援NGO「ACT」が各地で展開しているキャンプには、たくさんの避難者が身を寄せていますが、そこにはすぐに治療を必要とする外傷患者も次々に運ばれてきます。

 

今日もA-PADは３チームに分かれてACTのサポートに徹しています。

 

Sambik Genokel Barat 村で外傷患者の診療にあたった台湾のメディカルチームは今日、地震の際に落ちて来た石や釘で顔に重傷をおった女性の応急処置を行うとともに、近場の病院への搬送もサポートしました。

 

また、日本の医師たちは、大きな被害を受けたDanpauで巡回診療を行い、地域の人々から熱烈な歓迎を受けました。今回の地震はとても広範囲で、支援の手が届いていない地域も未だ多くあります。避難者のなかには妊娠中の女性や子どもたちも多く含まれており、ACTはエコー検査や薬の投与なども行っています。

 

救助犬を含む捜索救助チームは、これまで一度も捜索が入っていないorong utara村に入り、行方不明者の捜索を行いました。残念ながら今日は発見に至りませんでしたが、引き続き行方不明者の居場所等情報が入り次第、捜索にあたります。

 

甚大な被害を前に、圧倒的に支援が足りていません。現地NGOをサポートするA-PADの緊急支援活動に力を貸してください。

http://apadm.org/japanese/donate/