【熊本地震】テント避難者の生活環境を整備
2016.04.30
4月14日に熊本を襲った地震の発生から2週間が経ちました。熊本県では、相次ぐ余震や大雨の影響で、住宅損壊の被害は2万7406棟、避難者は3万6866人(4/28時点)に上ると言われています。避難生活の長期化が予想される中、仮設住宅などができるまでの一時避難所となっている体育館や公園などでは、感染症の蔓延や衛生面の課題が懸念されています。車中での生活を余儀なくされる人も多くいます。
A-PADジャパンは、パートナー団体(Civic Force/Peace Winds Japan)とともに、ニーズ調査や物資配布の活動を続け、同時にエマージェンシーテントの設置・運営を続けています。現在、益城町総合体育館芝生広場に設置した36張のテントは、主にペット連れの避難者の方々に活用されています。チームでは入居者のニーズ調査や健康状態の確認のため、日々1テントずつ訪問し、心配事などの聞き取りを続けているほか、携帯電話などの充電コーナーやコーヒーを飲めるスペースも設置しています。
チームでは、今後さらに利用希望者が増えることを想定し、対応策を検討しています。
引き続き、移り変わる被災地の状況を踏まえ、避難者の方々のニーズにあった支援を続けていきます。今後ともご関心をお寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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