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【A-PADスリランカ・サイクロン】キャンディ県ガンポラ市で緊急支援活動を実施

2025.12.18

2025年11月27日にスリランカへ上陸したサイクロン「ディトワ」は、スリランカ各地で洪水や地すべりを引き起こしました。中でも中部州キャンディ県では、記録的な豪雨により住宅、道路、農地などのインフラ被害を受け、今もなお、約1万6千人の住民が避難生活を余儀なくされています(災害管理センター:12月17日16:00時点)。

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こうした被災状況を受け、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)スリランカは県内でも特に被害が深刻だったキャンディ県ガンポラ市において、現地行政機関や地域コミュニティと連携し、パートナー団体であるCapital Maharaja Groupの協力のもと、被災住民への支援活動を実施しました。

 

深刻な被害状況

ガンポラ市内では主要道路の寸断や電気などのライフライン被害、洪水によって発生した土砂やがれきが道路沿いに積み上げられるなど、被害の深刻さが各所で確認されました。また、北東モンスーンの影響による降雨が現在も続いていることから、キャンディ県内各地では地すべり警報が継続して発令されており、被災地域は依然として不安定な状況に置かれています。

災害管理センター(DMC)によると2025年12月17日16時時点(現地時間)で、キャンディ県は全国で最も多くの死者・行方不明者を出した地域となっており、死者237人、行方不明者73人が確認されています。また、住宅被害も全国最多で2,013棟が全壊、14,798棟が一部損壊し、16,317人の住民が避難所での生活を余儀なくされています。

茶葉の生産地として知られるガンポラ市周辺では、茶畑が広範囲に浸水するなど、壊滅的な被害を受けました。この影響は農家だけでなく、茶園労働者や製茶工場、輸送業者などにも及び、多くの地域住民が主な収入源を失いました。こうした生計への打撃は、被災世帯の生活再建を一層困難にしています。

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緊急支援物資の配布

A-PADスリランカは、災害管理センターによるニーズ評価を踏まえ、ガンポラ市内の5つの地区(Aragoda、Maigaspurana、Kudamage、Gampolawela、Digana)で被害が特に大きかった世帯を優先し、緊急支援物資の調達および配布を実施。今回の支援では、子供用緊急食料500人分、女性用衛生用品250人分、男性用衛生用品250人分、乳児用衛生用品150人分を配布したほか、米や豆などを含む乾燥食料、女性用衣類、清掃用品を配布しました。また、洪水被害を受けたガンポラ市内のCP/GP Jinaraja 女子大学にも清掃用品を提供し、学習環境の早期回復を支援しました。

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支援を受けた住民からは「この避難所にいるすべての家族は家を失いました。今回配布された食料は、今年残りの期間を少しでも安心して過ごすための支えとなりました」との声が聞かれました。

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本支援は、個人及び団体のドナーの皆さまからの温かい支援によって実現しました。ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

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ガンポラ市では現在も復旧作業が続いており、住宅再建や生計回復に向けた中長期的な支援が求められています。A-PADスリランカは、今後も持続的な復興に向け、様々なセクターやパートナー団体と連携し「より早くより多くの命を救うため」、支援活動を継続していきます。

 

引き続き、皆さまのあたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

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◎スリランカ被災地支援活動へのご寄付を受付中です

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