【A-PAD】CEO大西が第4回アジア・フィランソロピー会議に登壇
2025.12.09
2025年12月4日、日本財団主催の第4回アジア・フィランソロピー会議が東京で開催され、A-PAD CEOの大西健丞が登壇しました。
大西CEOが参加した「境界を越えて ― アジアの災害レジリエンスとコレクティブアクション」セッションでは、A-PAD顧問の鵜尾雅隆がモデレーターを務め、大西を含む3名のパネリストがアジア地域における災害対応の教訓や、今後の国境・セクターを越えた協働の可能性について議論を交わしました。
セッションの冒頭では、各パネリストが自身と所属する組織の活動を紹介。その後、気候変動や紛争などにより複雑化する社会課題の中で、いかに連携を強化し、迅速かつ効果的な支援につなげていくかがテーマとして取り上げられました。
大西CEOは、A-PADが災害の現場で培ってきた官民協働の経験とともに、平時からのネットワーク構築や、政府・企業・市民社会など多様な主体が協働するマルチセクター連携の重要性について説明しました。
また、世界で最も災害が多発するアジアにおいて、アジアのアクターが主体となって互いを支える仕組みを強化すべきと強調し、今後A-PADがアジア最大級のフィランソロピーネットワークであるAVPNとの連携を深めていくと述べました。
ディスカッションの締めくくりとして行われた「Call for Action」では、各パネリストが一言ずつメッセージを共有。
大西CEOは、「アジアを守るのはアジア自身」と述べ、アジア地域内の連帯と協働の必要性を改めて参加者へ呼びかけました。
A-PADは今後も、多様なパートナーとの協働を通じて、アジア地域の災害レジリエンス向上に貢献していきます。






