【A-PAD】事業報告書と決算書を公表しました
2025.12.08
2025年度(2024年9月〜2025年8月)の事業報告書と決算書を公表しました。
A-PADは、今年度も組織内の連携機能を強化するととも に、経済界や地域機関、国際機関などとの連携、メンバー国の増強などを通じて災害時のアジア太平洋地域の災害支援相互体制を強化しました。2024 年 10 月にフィリピン・マニラで開催されたアジア太平洋防災閣僚級会議 (APMCDRR)に A-PAD としてブース出展ならびに COO の Firzan Hashim がパネルディス カッションに登壇し、2012 年の組織設立来、官民連携の災害対応プラットフォームと して地域社会の防災能力の強化と災害時の迅速で継続的な緊急支援の成果を発表しました。
さらに、前年度からメンバーとなっている AVPN(Asian Venture Philanthropy Network)の国際会議等へ積極的に参加し、アジアにおける主要財団を含むドナーとの連携を深めました。 各国での事業については、外務省補助金「日本 NGO 連携無償支援協力」事業(N 連 事業)としてバングラデシュ、インドネシア、フィリピン、スリランカの 4 か国にて実施。
緊急対応としては各国での水害等への対応が頻発する一方、2024 年 3 月にミャンマ ーで大規模地震が発生したことを受け、災害連携協定を締結するトルコの NGO「GEA」 と連携して同チームを発災翌日に派遣決定し捜索救助活動を実施。 そのほか、台湾での活動展開を見据えて台湾消防が主催するアジア太平洋災害対応 訓練に A-PAD からスリランカのチームを派遣したほか、台湾訓練センターの 20 周年記念式典に参列するなど関係構築に着手しました。
引き続き、災害時支援のための官・民・NGO を含めたマルチステークホ ルダー連携、そしてこれまで構築してきたネットワークを通じた緊急対応、防災分野 や人間の安全保障に係る取組をアジア太平洋地域において推進していきます。
引き続きご関心をお寄せいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。




