2025年10月10日午前10時44分頃（日本時間）、フィリピン南東のミンダナオ島付近を震源とするマグニチュード（M）7.4の地震、次いでM6.8の地震が発生しました。ミンダナオ島やビサヤ諸島の大部分が激しい揺れに見舞われ、余震や二次被害も懸念されます。

地滑りや落石が発生（2025年10月10日撮影、東ダバオ州マナイ市）

アジアパシフィックアライアンス（A-PAD）は発災直後から情報収集を開始。A-PADフィリピンによると、10月10日現在、建物の損壊や地滑り、停電などが各地で発生し、レイテ島などでは津波警報が発令されました。人的被害については情報収集中です。

道路の地割れが発生（2025年10月10日撮影、東ダバオ州マティ市）

この状況を受けて、A-PADは支援範囲を拡大し、ミンダナオ島などでも緊急支援を開始することにいたしました。現在、A-PADフィリピンは現地のパートナー団体やボランティアと緊密に連携し、被害状況の把握に努めています。

今後の緊急支援ニーズとして、食料、飲料水、仮設シェルター、衛生用品などの物資支援に加えて、住宅の修理・再建支援、生活再建支援などが想定されます。

 

「一秒でも早く、一人でも多く」の被災者を救えるよう、A-PADフィリピンは支援活動を展開していきます。

皆さまのあたたかい応援をどうかよろしくお願いいたします。