【A-PADフィリピン】中部ルソン地域でパートナー連携強化会議を開催
2025.09.05
7月29日、A-PADフィリピンの調整のもと、中部ルソン地域におけるパートナーズミーティングが開催されました。本ミーティングは令和6年度日本NGO連携無償資金協力事業の一環で、地域や国内パートナー間の連携強化を目的としています。
当日はミーティングおよび「メンタルヘルスと心理社会的支援(MHPSS)」をテーマとしたラーニングセッションが実施され、9団体から計22名が参加。前半のミーティングでは参加機関の紹介に始まり、それぞれの防災(DRR)活動が共有されました。
後半のラーニングセッションでは、心理社会的応急処置(PFA)、支援者のメンタルヘルスリスク、 二次的外傷性ストレス 、バーンアウト(燃え尽き症候群)への対処戦略に焦点が当てられました。参加者はバーンアウト自己診断のほか事前・事後テストも行い、知識の定着度を確認。事後テストでは90%以上の成績を獲得した参加者が85%を超え、セッションによる知識の大幅な向上が示されました。
今回のミーティングを通じて、参加者は中部ルソン地域でのパートナーシップをより一層強化する機会を得ました。この協力関係を生かし、災害に強い地域づくりを目指して今後も活動を続けていきます。






