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【A-PAD】台湾消防庁設立30周年記念式典に参加

2025.08.07

2025年6月20日、台湾の国家消防庁(NFA)は、南投県で設立30周年を記念する式典を開催。式典では、30年にわたる消防、緊急対応、防災への貢献に光が当てられました。また、アジア最大で世界第3位の規模を誇るNFA訓練センターの開所式も行われ、地域の消防・防災力向上における大きな節目を迎えました。

台湾総統ライ・チントー氏が式典で演説

台湾総統ライ・チントー氏が式典で演説

国立消防庁訓練センターの開所式

国立消防庁訓練センターの開所式

式典にはCivic Force代表理事兼アジア パシフィック アライアンス(A-PAD)マネジメントオフィス事務局長の根木佳織氏、A-PADスリランカ代表兼A-PAD最高執行責任者のフィルザン・ハシム氏、A-PAD捜索救助チーム長の黄春源氏も出席。さまざまな関係者が集った式典を通じて、台湾、日本、そして他の地域パートナーとの協力関係が一層強化されました。

A-PADからNFAへ贈呈された記念品

A-PADからNFAへ贈呈された記念品

2024年には、A-PADとNFAが「インド太平洋地域合同急流救助・ロープレスキュー訓練プログラム」を台湾で実施。A-PADスリランカの捜索救助チームをはじめとする各地域の救助隊員に、高度な救助技術と国境を越えた緊急対応のための実践的な備えを習得する機会を提供しました。

式典に参加したA-PADメンバーと台湾国家消防庁の関係者(写真中央:ホァンチャン・シャオ氏 /NFA署長(消防庁長官)、右端:チーチアン・シエ氏 /NFA主任)

式典に参加したA-PADメンバーと台湾国家消防庁の関係者(写真中央:ホァンチャン・シャオ氏 /NFA署長(消防庁長官)、右端:チーチアン・シエ氏 /NFA主任)

A-PADは、インド太平洋地域における災害対策の革新的取り組みや情報交換を促進してきたNFAの継続的なパートナーシップに感謝の意を表します。