A-PADフィリピンは、「防災・災害時における効果的なソーシャルメディアコミュニケーションの活用に関する研修」を下記の日程・地域で実施しました。

本研修は、令和6年度日本NGO連携無償資金協力事業における「人材ボランティアネットワークの能力強化」を目指す取り組みの一つです。

・5月3日　ミンダナオ島ソクサージェン地方

・5月17日　ルソン島ビコール地方

・5月29日　ビサヤ諸島中部ビサヤ地方

人材ネットワークおよびパートナー団体を代表し、各地域から20名ずつ、計60名のボランティアが参加。災害への備えと防災啓発を目的として、ソーシャルメディアの戦略的活用に向けた知識とスキルの習得が行われました。

研修では信頼のおけるコンテンツの選択と作成、両方の重要性をクローズアップ。また、リアルタイムのデジタルコミュニケーションがいかに災害への備え、対応、復興を後押しするかについても検討しました。

研修を通じて、参加者は防災・災害時のソーシャルメディアの役割について理解を深めるとともに、各プラットフォームの特性に応じた効果的なコミュニケーション戦略を立案できるようになりました。

今後、ボランティアは研修で得た知見をもとにソーシャルメディアキャンペーンを展開し、気候変動への適応、コミュニティのレジリエンス構築といった重要課題に取り組んでいきます。