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【A-PADインドネシア】観光防災にフォーカスした特別レポートを発行

2025.01.08

A-PADインドネシアは2024年12月、観光防災事業に特化したスペシャルレポート(英語版)を発行しました。
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美しい海に面し観光客に人気の宿泊施設が多い一方、津波や高潮などの自然災害が多いインドネシア。ホテルや旅館などの宿泊施設は、災害時に宿泊者らの命を守る責務があり、そのための体制整備が求められています。
A-PADインドネシアでは、これまで津波や高潮の被害が想定されるインドネシアの4州(バリ州・西ヌサトゥンガラ州・東ヌサトゥンガラ州・西ジャワ州)で、計194件の「防災認証プログラム」を実施。各地のホテルなどが「防災認証」を取得できるようサポートしてきました。
A-PADインドネシアの防災認証プログラムの特徴は、地域に合ったツール(ガイドライン)を作成し、いずれは各地の自治体が管理できるように仕上げている点にあります。ガイドラインには、認証取得に向けた手順や目的などが掲載され、何度も実施することで宿泊施設だけでなく地域全体が主体的に防災への意識を高めていけるよう仕組みづくりにも力を入れてきました。
今回初めて発行するスペシャルレポートでは、A-PADインドネシアが取り組んできた防災認証制度の取り組みについてまとめています。災害時にも適切に対応できるホテルが増え、一人でも多くの安全が確保できるよう尽力しています。ぜひご一読ください。
本事業は外務省の「日本NGO連携無償資金協力」の一環として実施しています。