【A-PADバングラデシュ】ダッカコミュニティ病院で医療用放射線機器の引渡式
2024.05.24
バングラデシュのダッカコミュニティ病院で、5月15日、医療用放射線機器の引渡式が開催され、外務省の穂坂泰外務大臣政務官と岩間公典駐バングラデシュ大使、A-PAD会長のクアジ・クアムルザマン医師らが出席しました。
放射線科に設置された装置は、歯科用X線装置1台と日本製のデジタルX線装置1台。日本の外務省「草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGHSP)」の「ダッカ県ダッカ地域病院医療用放射線機器整備計画」の一環で支援され、日本製の最新機器の設置を通じて、診断を必要とする人がすぐに診断を受けられる環境が整備されました。
式に出席した穂坂外務大臣政務官は、「今回の支援は日本が目指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の理念に沿ったものである」と強調。A-PADバングラデシュと現地NGOのダッカ・コミュニティ・ホスピタル・トラスト(DCHT)の活動を高く評価するとともに、「今後も継続して支援をしていきたい」と語りました。
また、A-PADのザマン医師は、日本政府に感謝の意を表すとともに、円滑な医療活動に向けて、装置を大切に活用していくと約束しました。また、CIS事務局長でA-PADスタッフのゴラム・モストファは、A-PAD10周年のビデオ映像を紹介しながら、A-PADのこれまでの活動について紹介しました。
詳細はA-PADバングラデシュのホームページでも掲載しています。