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【A-PADフィリピン】マニラからスタッフ2人追加派遣

2021.12.22

12月16日にフィリピンを直撃した台風22号で甚大な被害が発生しています。フィリピン国家警察は20日、今回の台風は今年最悪の自然災害で、少なくとも死者375人、負傷者500人以上、避難者38万人以上と発表しました。

 

フィリピン2021-12-27

発災直後から駐在員を派遣して被災地での緊急支援活動を開始したA-PAD フィリピンの3地域プラットフォーム(東ビサヤ地域プラットフォーム、中央ビサヤ地域プラットフォーム、ミンダナオ地域プラットフォーム)は、引き続き緊急支援活動を行っていますが、電波障害などの理由から被災した地域の被害状況全体をまだ把握できていません。そこで、A-PADフィリピンは22日、首都マニラからスタッフ2人を派遣し、東ビサヤ・レイテ島のタクロバン経由で、オルモック市に移動し、同市内に災害管理運営デスク(Coordination Desk)を設置する予定です。オルモックを拠点に、A-PADフィリピンの他地域プラットフォームからの応援や寄付、物資などを受け入れ、いち早く被災地に届ける計画です。

 

なお、A-PADフィリピンでは、ダバオ商工会議所などと連携しながら、南部ミンダナオ島北部スリガオに緊急避難用のテントや飲料水フィルター、ソーラーパネルなどを届ける準備を進めています。また、家屋の被害が多く避難生活が長引くことが予想されるため、コロナ感染防止の衛生用品や発電機、ブルーシート、食品などの支援も実施します。

 

MAP
A-PADフィリピンは募金活動を行っています。
また、A-PADフィリピンの6つの地域プラットフォーム(RP)のうち、ビコール地域プラットフォーム・ダバオ地域プラットフォーム・中央ビサヤ地域プラットフォームはRP代表の商工会議所を中心に、募金活動も開始しているほか、企業に物資提供を呼びかけています。