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【A-PADフィリピン】台風22号 緊急支援開始

2021.12.16

12月13日に発生した台風22号ライ(フィリピン名:オデット)は、16日午前中に猛烈な勢力に発達し、その後さらに勢力を増し、16日午後、フィリピン東部を直撃しました。フィリピン国家災害リスク軽減・管理評議会(NDRRMC)は、約19万8000人に避難所などに避難していると発表しました。
A-PAD フィリピン事務局は、これまで数年にわたって構築してきた東ビサヤ地域プラットフォーム、中央ビサヤ地域プラットフォーム、ミンダナオ地域プラットフォームにおける災害支援ネットワークを生かして、被災した地域の自治体や商工会議所、NGOのメンバーらと連絡を取り合い、被害に関する情報収集を行っています。また、A-PADフィリピンのスタッフは、上記3地域の災害支援コーディネーターとして、各地域の防災・災害センターの緊急災害連絡会議に参加しながら関係者に情報をシェアし、現場で効率的な支援が実現できるよう尽力しています。
災害支援連絡会議
災害センターでの緊急災害連絡会議
なお、A-PADフィリピンは、今年夏から秋にかけて、コロナ禍の自然災害発生に備え、上記3地域で避難場用の間仕切りテントを提供しています。今後、地方行政機関の勧告や指示なども注視しながら、地域住民の安全を確保するとともに、コロナ禍でも安心して避難生活を送れるようサポートを行っていく計画です。
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