【A-PADスリランカ】国際シンポジウムを開催
2021.08.18
コロンボの防災センター(Disaster Management Centre、以下DMC)で、2021年8月12日、「Civil Military Dialogue in Search & Rescue」をテーマに国際シンポジウムが開催され、日本大使館やDMCのゲストなど民軍両セクターの参加者が活発なパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、災害支援活動には官民両セクターの連携が不可欠であることが改めて確認されました。また、メディア関係者からは「災害情報をいち早く伝えるという役割以外に支援そのものに貢献することにも意義がある」、企業からは「Build Back BetterよりはBuild Before Betterがより重要ではないか」などの意見が出されました。
A-PADは日本のODA資金を活用し、アジア太平洋地域における国を越えた災害対応のプラットフォームを構築しています。このうち、水害の多いスリランカでは、より高度な技術をもつレスキュー隊員が民軍両セクターで育成され、災害の現場でより多くの人命救助につながることが期待されています。A-PADはスリランカで民軍連携のレスキュー訓練を実施しており、シンポジウムではこれまでの受講生への修了書授与式も行われました。
https://www.youtube.com/watch?v=WOpELCbd8BU
https://island.lk/as-long-as-people-want-the-military-to-help-we-will-be-there/
https://www.connectingbusiness.org/Sri-Lanka-Civil-Military-Collaboration-SAR