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【A-PADバングラデシュ】ロヒンギャ難民キャンプ大規模火災 報告レポート

2021.07.07

バングラデシュ南東部コックスバザールにあるロヒンギャ難民キャンプで、2021年3月22日、大規模な火災が発生しました。竹とビニールシートで作られた簡素な作りの家々が密集するキャンプでは、あっという間に火の手が燃え広がり、一面焼け野原になってしまいました。特に約2万人が被災したキャンプ8Eと8Wでは、住居5,000件、衛生施設500件の建物と、近隣の村が焼失しました。

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A-PADバングラデシュは、発災後すぐに支援活動を開始し、キャンプ8E・8Wにおいて緊急支援物資の配布しました。支援内容は以下の通りです。

・緊急シェルター資材120世帯分

・栄養補助食品120世帯分

・ノンフードアイテム(生活必需品)120世帯分

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また、バングラデシュ政府は新型コロナウイルス感染症対策のため、キャンプ内のロックダウン措置を取っており、A-PADバングラデシュは地元政府およびキャンプ責任者と協力して支援を行いました。物資の配布の際には、感染リスクを下げるために十分に距離を保って複数の決められた場所で配布しました。

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このほかA-PADバングラデシュは火災時の対応方法についてのトレーニングを実施し、被災した人々が自ら身を守る安全確保の方法を伝えました。