【A-PAD Board Meeting】7カ国の経験をシェア
2020.09.17
A-PADでは8月27日、アジア7カ国の理事やスタッフら総勢29人がオンラインで集まり、各国の近況をシェアするとともに、自然災害や新型コロナウイルスといった危機におけるA-PADの役割や目標について語り合いました。
冒頭、A-PAD理事長のクアジ・クマルザマン氏は、参加者全員に謝意を示し、組織の発展と社会課題の解決のために、国や組織を超えて積極的に話し合いの場を設けていこうと呼びかけました。
オープンセッションでは、理事のフィルザン・ハシム氏が、A-PADの特徴やプラットフォーム組織ならではの魅力などについて改めて語り、その後、各国から災害支援の現状やコロナ禍でのさまざまな課題や支援活動について報告し合いました。
また、今回の会合では、加盟国のほか、災害時連携プラットフォームの創設を目指すネパールのメンバーも参加しました。
新型コロナウイルスの影響で、今各国で様々な社会課題が浮上しています。こうしたなか、A-PAD加盟各国では、セクターを超えて連携・協働してきた災害時支援の経験とネットワークを生かし、福祉や教育、医療面など多方面で社会課題の解決に奔走しています。この取り組みを、さらに強化していくため、これからも国を超えたつながりの機会を増やし、互いに学び合う関係を大切にしていきます。